中国、コロナ感染 防疫転換で「勝利」主張

(VOVWORLD) -中国共産党の政治局常務委員会は16日、習近平総書記(国家主席)主宰の会議を開き、昨年11月に厳格な「ゼロコロナ」政策を転換して以降、新型コロナウイルスの治療を受けた感染者が2億人超に達すると明らかにしました。
習氏ら最高指導部メンバーで構成する同委は会議で、防疫措置に関し「比較的短時間で安定した転換を実現した」として「決定的な勝利を収めた」と主張しました。「人口大国が疫病の流行から成功裏に抜け出す奇跡を創造した」と自賛しました。
中国衛生当局の専門家は1月下旬、「既に全国で80%の人が感染した」と指摘し、人口14億人のうち11億人以上が感染したとの見方を示していました。1月中旬には中国の累計感染者数が9億人に達したとする北京大の研究者の推計も報じられたということです。(時事)

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